水害から生活を守る減災ケアの考え方
減災ケアの基本:
日常の「水・食料・生活環境・健康」レベルを維持しようとする行動。
警戒レベル途中でできること。
例えば・・・・
警戒レベル0-4
1.大事なカード・保険証などのコピー(スマホ写真を取っておく)
2. ペットボトルなどに飲み水を入れておく。
3. バスタブに水を張っておく。
4. いたまない・すぐ食べれるものを買っておく。
5. メガネやお薬などすぐ失くして困るものの予備をカバンに入れておく。
6. 十分睡眠をとり、よく食べて、体力を温存しておく。
6. 着替えと靴のセットを用意しておく。
6. モバイルバッテリーなど満タンにしておく。
7. 車のガソリンを満タンにする。
8. コンセントから電化製品を外しておく。
9. 庭や家の外にあるものを屋内へ入れておく。
イメージしてください。(脳内タイムライン)
(「どこに避難しよう?」→「どこで生活しようかな?」)
・なにかが起こる。(水道・ガス・電気・通信・交通)
・なにかが不足する。
・誰とどうやって連絡とる?
・早めにやっておけることは?
・今のうちに変えておけることは?
(避難先が体育館や公民館とは限りません。安全・安心な居場所を探しましょう。)
できれば上の方にあげておきたい
✓ 電気ポット・カセットコンロ
✓ たんす預金
✓ メガネ・ 食料・着替えなどなど
・ないと生きていけないもの3日間分。
警戒レベル0-2
・過信せず、天気予報や警戒レベルを確認する。
・まずは、自分自身を気遣う。
・家族でなるべく一緒にいる。
・一緒にいない大事な人の行き先を知っておく。
・そこまでしてしなければ行かなければいけない仕事かどうか判断する。
・やるべきことを整理する(数えきれないくらいやることがあってもまずは整理を)
警戒レベル0-3
周囲にストレスのサインが現れていませんか?
・明らかにいつもと川の流れや雨の降りかたが違う。
・動物の動きが不穏。
・こどもたちが何を言っているか耳を傾け、なるべく会話を。(おねしょが増えてもおこらないで)
・手洗い・飲み水に気を付けましょう。
などなど。レベル4になってからでは間に合わないかもしれません。。
配布用にここからダウンロードできます。
※昨年、水害に見舞われた倉敷市真備町の20-60代の女性にきいた、「なくてこまったもの、あって助かったもの」を、ずーっと支援を続けている倉敷まびhouseさんがリストアップしておられるます。
「なくて困ったもの」①車、②現金、③下着、「あってよかったもの」①車、②通帳印鑑、③保険
災害はいろんな自然・モノ・人(の心・関係)にはたらく
ストレッサー。人・家族・社会の弱いところに被害が出ます。
未然のケアで被害を減らしましょう。
引用文献
American Red Cross Repairing Your Flooded Home
内閣府防災